女性像-4|個展“1827” RETURENS

女性像-4

F10 (45.5×53) 作家蔵

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このモデルさんは、多摩美のデザイン科の学生さんで、見てお分かりのように見目麗しい方でありながら、描きにくい気持ちになるモデルさんでした。
どうしてかというと、美大生ともなれば、絵を観る目も肥えている訳で、ヘタなものは描けないと言う気持ちになるからです。もっとも、そうでないモデルさんの時には適当でいいと思っているわけではありませんが。
最後のポーズの時に鋭い指摘を何点か頂きましたが、個人的には納得のいく出来だと思っています。至ってオーソドックスな肖像画だと思いますが、その分そつなく描けているのではないでしょうか。