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この絵のモデルさんは、過去にも頼んだことのある方で、描き始める前の打ち合わせの時に、モデルをお願いするのは二度目だし特殊なコスチュームはどうかと思い、「例えばヌードとか」などと、私がまさかと思いつつ言ったところ、「昔バレエをやっていたのでレオタードなら可」とのことで、絵が完成した後もモデルさんが使えるもので、同じくらいの露出度ということで、このようなコスチュームに落ち着きました(作家負担)。 鉄亜鈴(8kg)は、描き進めるうち、どうしても足下にミスマッチなものを置きたくなっただけで、深い意味はありません。 モデルさんの描写は勿論のこと、コスチュームのディティールや、ストーブの燃えているところなど(画像では殆ど色が出ていませんが)、充分な手応えがあったのですが、出品したコンクールでは選外でした。 |
鐵亞鈴と娘 P100 (162×112) 1993年 作家蔵 |