
モデルさんに、とても妖しい雰囲気を感じたので、自然光*の逆光で描こうと思って制作しました。
人物画において、逆光でのライティングによってできる陰影は、うんと接近して顔を付き合わせたときにできるものとほぼ同じなためか、えもいわれぬ『迫力』がでます。
印象通り、霊感の強い方だったようで、ポーズ中にモデルさんの体験談を聞いていたときに、地震でもないのに部屋がグラグラッと揺れたりしました(モデルさんが言うには"家鳴り"というのだそうです)。
本題とあまり関係のない内容を書いてしまいましたが、髪の毛の描写やコスチュームの質感の表現などに腐心した作品です。意図した逆光も、自然に描けていると思います。