窓 辺|常設展・代表作(油彩)

窓 辺

F50 (80.5×116.5) 1986年 作家蔵

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高校時代の、最後の作品です。
高校時代に身につけた技術の集大成を、と思って制作しましたが、思ったようには行きませんでした。
姿見くらいの大きさの鏡を、少しずつ移動しながら壁面を鏡に仕立てた労作で、モデルさんや衣服の表現などうまくいったと思っていたのですが、鹿児島県内で行われているコンクールに出品したところ賞はとれず、入選どまりでした。個人的には気に入っているのですが。
モデルさんは、美術部の後輩のクラスメートで、日曜日などにも高校の美術室へ来てもらったりしたのに、よい結果が出なくて、未だに申し訳なく思います。
作品の良し悪しは、モデルさんとは無関係と考えますが、よい結果が出ないと、モデルさんにも申し訳なく思うのも事実です。