
一作目の卒業制作です。
ムサ美では、卒業制作*を二点提出することになっており、こちらを先に制作しました。
制作当初は、タイトルにもある『赤い布』は描いていませんでしたが、作品が仕上がるに連れ、色味のインパクトが乏しいと思え、描き加えました。
こういう付け足しは、あまり誉められたことではありませんし、失敗することも多いのですが、どうにかうまく行っている気がします。
赤い布のイメージ通りのものを探し出す余裕がなかったので、モデルさんに持って貰ったことも一度もないまま、「きっとこういう感じだろう」という想像だけで描いてしまいました。
このように、成り行き任せで仕上がった感のある作品なのですが、「意味深な構図だ」とよく言われます。作家としては、そこまで深い意図あって描いたつもりはありませんでした。