meta name="keywords" content="北海道,スケッチ,水彩,バイク,旅行,画家" />
便利に毒されし者の北海道おっちょこちょいスケッチ旅行・2002年

諦めたスケッチ・最北端へ

8月13日・雨が上がるのを待つが……

先に言ってしまうと、ダークグレーなテイストの旅行はまだまだ続く。

寝入った時間が早かったので、6時過ぎには目を覚ました。
手元にはメールの入力画面のままの携帯電話が転がっていたので、とりあえず続きを書き、送信した。ボトルを見ても、2割も減っていない。やはり疲れていたようだ。
風はおさまっているようだが、相変わらずどんよりとした空模様だ。

この日のシャワー棟での朝食。砂混じりでない以外は、昨晩と全く同じ。
この日のシャワー棟での朝食。砂混じりでない以外は、昨晩と全く同じ。カレー用の豚肉は、焼く前に半分に切った。

僕の希望を言えば、一晩寝たら天気が回復し、夕焼けの時間帯に備えて、昼ぐらいからスケッチに取りかかり、短い夕焼けの時間を全身全霊込めて描ききる……という感じだったが、この天候ではどうなる事やら……。とりあえず、出来ることを全て終わらせておこう。
三里浜キャンプ場に来たのには、スケッチをする以外にもう一つ理由があった。僕が確認している範囲では、前半に回る予定のキャンプ場で、コインランドリーがあるのはここだけだったので、洗濯をしておきたかったのだ。キムアネップのキャンプ場にシャワー室が出来たように、キャンプ場はどんどん設備が良くなっていくだろうから、もう少し先で洗濯しても良かったのかも知れないが、1枚しか持っていないアーミーパンツを雨で濡らした上、その後も単車でガンガン走っていたので、これだけは洗濯しておきたかったし、雨のせいで思っていたより洗濯したい衣類が多くなったので、尚更洗濯したかったのである。

この日の三里浜キャンプ場。
この日の三里浜キャンプ場。施設の位置関係がおおよそでも分かって貰えるだろうか。設備も整っていて、綺麗で景観も良く、管理員さんも親切で、素晴らしいキャンプ場だ。天気が良ければ……。

しばらくゴロゴロした後、僕はテントから這い出した。
前述のように、僕は建物の前、つまり、シャワー棟の前にテントを張った。昨晩はバタバタしていて様子も見られなかったが、シャワー棟にはシャワー室が六つほど並び、シャワーの入口の前は屋根とガラスで区切られていて、左右の入口はシャッターが付いている。その雨を凌げるスペースで、家族づれが朝食を摂っているようだ。
とりあえず、朝食の支度を。朝のために半分だけ食材を残しておいたので、やることは同じだ。
準備を済ませ、昨晩と同様に炊事場で調理をしようと思っていたら、シャワー棟の中で朝食を摂っていたお父さんが、僕に声をかけた。僕と同じくらいか、ひょっとすると僕よりもお若いかもしれないお歳に見えた。
「よかったら、こちらで食べませんか? 雨も降ってこないし。管理のおじさんが、私たちにあそこを勧めてくれたんですよ」
「あ、そうなのですか? でも、煙が沢山出そうですし……」
「大丈夫ですよ。私たちだってさっき火を使っていたし。他に誰も来ないから大丈夫でしょう」
「そうですか。では、ちょっとお邪魔します」
僕は言われるままに、シャワー室と隣接している炊事場から移動した。

東京から来たご家族との交流

肉や野菜を炒めながら話を聞くと、東京都の府中市からお越しとのこと。僕の住む小平市からすぐ近くだ。お坊ちゃんがお2人で、末にお嬢さんがいらっしゃった(多分)。何だか、絵に描いたような円満なご家庭に見えた。
食事を終えた僕は、折角だから……と思い、こう切り出した。
「僕は……美大出でして……。今回も、スケッチ旅行に来ているんですよ」
「へえ、そうですか。いいですねえ」と、ご主人。
見知らぬおじさんが同席したためか、離席がちなお子さんたちはともかく、一応関心を示して下さったようなので、僕はテントへ戻り、スケッチブックを取り、昨日までに描いた作品を紹介した。
「おお」「まあ」と、ご夫婦は僕のスケッチを見て、嬉しいリアクションを下さった。一応本職でやっていることだし、「どうだ」と自慢げに見せているつもりはないのだが、やはり有り難いやら照れ臭いやら……である。まあ、わざわざ見せられたものに、「その技量で本職のつもりか」と言う人もいないだろうけど。
「おおい、お前たちもこっちに来て見せて貰いなさい!」と、ご主人は、お子さんたちを呼び寄せる。3人のお子さんたちは、殊勝に集合したが、「うわあ、すげー」と有り難いリアクションをしてくれたのはお坊ちゃん一人だけで、(恐らく)ご長男と、娘さんはへえ、という視線を送ってくれるだけであった。

子供のリアクションたるや、正に正直なものなのだろうが、本職を自称する者としては少々ショック……。絵描きを自称する者として、薄いリアクションは真摯に受け止めなくてはならないが、なかなか辛いものである。『裸の王様』の気分たるやこんな感じだったのかも知れない。(汗)お子さんたちの身近にもっと凄腕がいるのだろうか?

お子さんの薄めのリアクションに恐縮されたのか、「おい、お前も芸術家になるか?」と、ご主人はご長男に声をかけるが、「いや! ならない」と、またも正直なコメント。ご両親も僕も苦笑いするしか無かったが、
「いやあ、賢明なご意見だと思います」と、フォローにもならないコメントを付け加える僕であった。

そんな、『サザエさん』の一幕のような会話の後、おのおの食事の後かたづけに入った。
僕はこのあと、洗濯へと向かおうと思っていたのだが、よく考えると洗剤の用意がない。片付け途中の奥さんに、
「済みません。あちらのコインランドリーへは行かれましたか?」と尋ねた。
「ええ、行きました。洗濯してきましたよ」との返事。
「そうですか。洗剤は売っていませんでしたか?」
「うーん、無かったと思いますよ。あ、持ってきているのを差し上げましょうか?」
「あ、いや、そんなつもりでは……」本当にそんなつもりではなかった。奥さんは荷物の中から、洗濯物と一緒に洗濯機に放り込めばそれが1回分となっている、パック状の洗剤を下さった。
「何と、便利なものが……。次来るときは僕もこれにします。本当に有り難うございました」と、懇ろにお礼を言うと、
「いえいえ、先ほど絵も見せていただきましたし……」と、仰った。いやあ、本当にそんなつもりじゃなかったのだが。
本当に北海道の人は……いや、北海道に来ている人も、いい人ばかりだ。本当に有り難うございました。

洗濯と入浴

洗剤を貰った僕は、とりあえず、今着ているものも洗濯するために、シャワーを使った。
僕はそれほど潔癖ではないが、ある程度の時間着た下着を脱ぎ、それをもう一度着るのだけは我慢できない。膝まで降ろすくらいなら、脱いだという感覚が薄いので、着替えるまでに何度降ろしても平気だが(例えばトイレのときとか。余計な想像をしてはダメよ)、一度体から完全に離れるとイヤだ。僕が温泉を好きでないのは、着替えの時の複雑な心境が、理由の一つなのである。

三里浜キャンプ場にあるのは、100円で五分だけ利用でるタイプのシャワーで、同じようなのが大学の近くにあり、学生の頃に利用したことがある。こういうシャワーは、お金を入れてからキッチリ5分でお湯が出なくなる。頭が泡だらけだろうと、髭を半分剃ったところだろうと、問答無用でピタリと止まるのだ。いくら長時間の入浴が好きでない僕でも、5分は短すぎるので、念のために300円用意し、入浴した。
今まで使ったことはないけど、使うことがあるかも……という方は、ご注意あれ。

ぐわっちっち!」と、お湯が顔や肩に当たるたびに、ビリビリと痛みが走る。歌舞伎役者が見得を切るようなポーズで痛みに耐えながら、何とか200円で入浴を終えた。一晩寝たくらいで癒える日焼けでは無かったようだが、四日ぶりの入浴だったので、さすがに気分はスッキリした。

シャワーから出てくると、先ほどのご家族は今にも出発しそうな気配。洗濯していると挨拶できないかも知れないと思い、「いろいろお世話になりました」と、車に荷物を積み込もうとしているご家族に挨拶をし、「Yahooで僕の名前で検索すれば、HPも閲覧できますので、宜しかったらご覧下さい」と、パソコンをお持ちだというご主人に告げ、洗濯物を持ってコインランドリーへと向かった。

洗濯終了待ちのヒマに任せて撮影。他に画像もないので……。
洗濯終了待ちのヒマに任せて撮影。他に画像もないので……。頬の辺りが日焼けで赤いのがお分かりになるだろうか? 因みに、僕はニッコリと笑って写真に写るのがとても苦手だ。

コインランドリーの建物は、小ぎれいでトイレも付いている。洗濯機+乾燥機が、4つあった。
洗濯と乾燥とで、45分くらいかかる。結構ヒマだ。
僕は、充電器と携帯電話を取りにテントへ戻り、洗濯機の空いている電源から充電をしながら、MDプレーヤーで音楽を聴きながらメールを書いた。利用料金を払うキャンプ場だし、コインランドリーを利用しているのだから構うまい……そう思ったのだ。(キャンプ場の関係者の方、「構うまい」で済まないようでしたら、ご一報下さい。逃げも隠れもしません)

諦めた三里浜キャンプ場でのスケッチ

洗濯が終わり、乾燥まで済ませたが、洗濯物は生乾きだった。まあ、一回分で完全に乾かないのは過去の経験から承知だったので、構わず取り込んでテントへ戻った。

テントへ戻り、するべき事をおおよそ済ませた僕は、この後をどうすべきかを考えた。
天候は、回復しそうにはとても見えない。ひょっとしたら、東京へ帰るまで、ずっとこんな調子かも知れない。でも、ここは僕の第一目標と決めて来た場所だ。ここでスケッチをするまで、待てるだけ待つのが本当では無いのか? でも、労力とお金を使って、どんよりとした空を睨みながら、何もしないままここに居続けるのも、どう考えても悔いが残りそうだ。しかも、その可能性は非常に高そうだ。

サロマ湖から宗谷岬まで。国道238号線を200km北上すると着く。
サロマ湖から宗谷岬まで。国道238号線を200km北上すると着く。分かりやすい。
僕はしばらくそうして逡巡していたが、やがて意を決した。サロマ湖の夕陽を描くのを諦め、移動することにしたのだ。
断腸の思いであったが、せっかく北海道へ来たのだから、積極的に走り回って見聞を広めるのも意義あることだし、移動するうちに描きたい風景に出くわすかも知れない。今日は、移動の日にしてしまおう。
と、思っては見たものの、僕には当初の目的地としていたサロマ湖と洞爺湖以外に関しての情報の持ち合わせが何もなかった。マップルを取り出し、サロマ湖付近のページを開いてしばらく思案したが、通過してきたところへ戻るのも、何か勿体ない気がする。気が向いたら描こうと思っていた網走湖も、この天気では行ってもムダだ。そうなると、自然に考えるならもっと北へ行くのが順当だし、何といっても進路として分かりやすい。
「よし! 最北端を見てやろうじゃないか!!」僕は、テントの中で、一人で力んだ。最北端の宗谷岬へ行き、テント泊が無理なら、ライダーハウスか旅館にでも泊まればいい。
そうと決まれば長居は無用だ。僕は、荷物の片づけをし始めた。

熟年カップル

ところが、テントの外に出てみると、またもや雨が降り出している。トホホ……と思いながらシャワー棟を見ると、四十代くらいかと思しき男女の姿が見えた。どうやらシャワー棟のベンチに座って食事をしているようだ。そういえばお昼時ではある。
僕は、片づけをしつつも雨を凌ぐために、テントの中の荷物を、一旦シャワー棟の中へ運び込むことにした。シャワー棟の中でなら、濡れたままのテントを畳まなくてもすみそうだ。
「すみません。しばらくこの辺に荷物をおいても邪魔になりませんか?」と、シャワー棟の中の空いているベンチを指さし、食事中の男性に声をかけた。カニを食べている。女性の様子を見ると、キャンプに来ているようではなく、自宅から茹でたカニを持ってきて、男性に振る舞っているという感じに見えた。
「ああ、全然構いませんよ」と、鼻の下にしっかりとした髭をたくわえ、良く日焼けしていて、何となく威圧感のある男性は、風貌とは対照的に気さくに言ってくれた。イントネーションからして関西の人のようだ。
「恐れ入ります。静かにやりますので」と、食事の邪魔にならないよう気を付けながら、荷物を運び込んだ。
荷物を運び終わると、僕は彼らの食事が終わるのをしばらく待った。シャワー棟の中でテントを拭ったり畳んだりしては、彼らも食事どころではないだろう。
「ひょっとして、自転車でご旅行ですか?」と、僕は男性の方に話しかけた。
「そうですよ。フェリーで渡ってからあちこち回っとるんです」(以下、方言はイメージなので、正確さは保証できません)と、やはり関西のイントネーションでその男性。
「そうですか。なかなか大変そうですね。天気も良くないし……でも、単車より寒くはないかも知れませんね」
「そうですよ。雨降っても、漕いでいればね。まあ、バイクよりしんどいけど、身軽でええですよ」
話によると、たびたびこうした自転車での旅行をしているらしく、場合によっては橋の下でもテントを張ることもあるというツワモノさんであった。「自転車なら飲んで走ってもお咎めナシやからね」などと、お酒もお好きな方のようで、体型は僕と共通するものがあり、とても親近感が湧いた。お酒は持っているのに、これから僕は運転しなくてはならず、一緒に一杯やれないのが、無念だった。

その口ひげの方は、以前、一緒にカニを食べている女性とどこかで知り合い、再会を果たすために北海道への自転車旅行に臨んだ(事情はちょっと違ったかも)のだそうだ。お二人には恋人や夫婦のようなのとは少し違う、親密な空気があった。
その後間もなく、女性の方が食べ終わったカニの片づけをしに出て行かれたので、よし、この辺で……と思い、
「済みませんが、テントを畳んでしまいたいので、奥の方の場所を使わせて貰っても構いませんか? 相当バタバタしますけど」と、僕が言うと、口ひげの方は、すぐに場所を空けてくれた。
テントを取りに行くと、雨足は少しだけ強くなっている。テントをバラさずに運び込む途中に、キャリアの付いた立派な自転車が見えた。あれが、口ひげの方の愛車なのだろう。
テントの雨滴を拭い、テントをしまい込んだ僕に、
「これからどこへ行かはるんですか?」と、口ひげの方が聞くので、「ここにいても雨みたいだし、いっそのこと最北端を目指そうかと思っています」と答えた。

「ええっと……宗谷岬行くんやったら、こっから200kmはありますね。バイクなら……三時間みとけば着くんやないかな」と、ツーリングマップルを見ながら、口ひげさんは親切に教えて下さった。漠然と「行こう」と決心しただけで、どれくらい時間がかかるかなど、ちっとも気にしていなかった僕であった。
それにしても、自転車の方が、ツーリングマップルとは……と思っていると、
「いやあ、僕も若い頃はバイクに……SR500に乗っとったんですよ。まあ、500ccとはいえ、高速を走るようなバイクやおまへんけどね」とのこと。SRとは、昔から人気のある単車で、発売当初からデザインをあまり変えずに今も生産されている、いわゆる『渋いバイク』だ。
「なるほど……。それでツーリングマップルをお持ちなのですね。やはり、普通の地図より便利なのですか?」
「そうですね。キャンプ場やらライダーハウスのことまで、細かく情報が出てますから、便利ですわ」
そう言えば、宴会の時にも、主催者さんが「車で来たけどツーリングマップル使ってますよ」と言っていたっけ。
「そうでしたか。僕も本屋さんで見つかったら買うことにします。僕のは全国地図だし、四年前のですから、大雑把なことしか書いて無くて……。ちょっと拝見できますか?」
口ひげさんは、愛想良くツーリングマップルを手渡してくれる。
見てみると、確かに国道沿いや湖の傍などにキャンプ場やライダーハウスが描き込まれている。確かに、これを持っているのといないのとでは、情報量が桁違いだ。確かに、目指す最北端周辺には、キャンプ場もライダーハウスも、沢山あるようだ。雨で混んでいたとしても、どこかのライダーハウスへ転がり込めそうだ。
「有り難うございました。参考になりました。どうせ天気はずっとこんな具合でしょうから、ちょっと小降りになったら、出発しようと思います」
「そうですか。気をつけて行ってきて下さい」
「新聞の予報だと、稚内の辺りだけが曇りマークですね」と、カニを片づけて戻ってきた女性が、新聞を差し出してくれた。見ると、確かに宗谷岬が近くにある稚内だけ傘マークがなかった。天気予報も僕に北を目指せと言っているかのようだ。

またかよ! スケッチ披露

「私がこっちへ来るとき、紋別の方は降ってたんですけどね」と、女性は付け加えた。
「紋別が特別なんや。あそこは北海道で一番寒いわ」と、口ひげさんが口を挟む。「えーっ、そんなことないわよ〜」
と、女性も返す。何とも睦まじい雰囲気である。
「ところで……」と、口ひげさん。「絵を描かはるんですか?」
どうやら、運び込んだ荷物の中にあるスケッチブックを見て、仰ったようだった。
「そうです。実は、今回はスケッチ旅行に来ているんです。……よろしかったら、ご覧になりますか?」
「この人はね、風景を描いたりするんですよ。飲み屋のつながりの商店街のイベントとかで出品するくらいですけどね。それでめざとくスケッチブックを……」と、紋別の女性が補足する。
「そうでしたか。まあ、この天気ですからあまり枚数を描けていないんですけど……」そういいつつスケッチブックを開いて披露すると、
「へえ」「まあ」と、有り難いリアクション。さっきのこともあったし、口ひげさんも絵を描かれるというので、おそるおそる披露した僕は、少々ホッとした。
「見事なもんですね。僕はパステルで描くんですけど、好きで描いているだけやから、ここまでのレベルやないなあ」
「いやあ、そういう風に『好きで描く』くらいで取り組むのが一番楽しく描けると思いますよ。本業だと決めてかかると、楽しんでやりづらくなりますからね」と、僕は付け加えた。
「そうですか。まあ、結構なものをどうも」と、お二人はお礼を言ってくれた。見せる分はタダだし、そうまで畏まって貰わなくても良いのだが。

と、そうこうしているうちに、少しだけ雨足が弱まった。
僕は今がチャンスとパッキングを済ませ、レインウエアを着込んだ。
「では、そろそろ僕は行きます。いろいろお世話になりました」
「いやあ、お世話なんて……。とにかく気を付けて」と、手を振ってくれるお二人を後別れを告げた。
例に漏れず、いい人たちだった。少々、アテられたような気がしなくもなかったが……。

戻って読む

次を読む

02年の旅行記のtopへ

旅行記のtopへ

美術館に戻る